ホームスクール

ホームスクーリングの始め方【翻訳記事+日本事情補足コメント入り】

テキストはこちらの記事が元記事です。How to Start Homeschooling
(紹介すること自体はオリジナルサイトにメールで連絡しています)


【準備編】ホームスクールの良いスタートを切る前に知っておきたい4つのこと

1.お住まいの州のホームスクール要件を確認しましょう

アメリカでは日本よりホームスクールが進んでいますが、州によって扱いが異なります。日本でいうと文科省や県などの自治体の「ホームスクールに対する扱い」は一通り確認しましょう。

現状、各学校の校長に裁量があることが主ですが、まずは制度的なところを確認しておきましょう。

2、ライフスタイルにあったホームスクーリングタイプは? 診断してみよう!

診断はこちら

30問あります。よくある診断系の答え方と一緒です。以下の感じのイメージです。

Strongly Agree  → とてもそう思う、とてもあてはまる
Somewhat Agree →だいたいそう思う、すこしあてはまる
Disagree →そう思わない あてはまらない

質問は単文が多いのでgoogle翻訳などにコピペでOKかと思います。

■英語が苦手、でも診断してみたい方向けに多少意訳ではありますが、問いを日本語訳したリストを作ってみました →→ホームスクールタイプ診断(問・日本語訳リスト)

3、こどもの学習タイプについて知ろう

勉強は一律の学習方法でやりたがりますが、こどもでも大人でも得意な学習タイプがあります。
得意な学習タイプで学習したほうが効率もよくなりますし、せっかく学校ではなくホームスクーリングでやるので、タイプをまずは理解して進めたいですね。

学習タイプ診断はこちら(こども対象)

 YES,NOで答えられる問題がメインですが、回答の選択肢にもフレーズの英語が出てきます。こちらも苦手であればgoogle翻訳などで。

 4、ホームスクールのカリキュラムをリサーチし、上記2や3で出た診断に合うものを探してみましょう。

リソースガイド(英語版)

日本のホームスクールの体系的なリソースはまだ確立されていないような気がしますが、みつけたサイトなどはこちらで随時ご紹介したいと思います。

【実践編】ホームスクーリングの始め方 Step 1
ホームスクールについての法律・制度を知る

ホームスクーリングについての制度や法律を知ることは大事です。
いまでこそ、昔よりホームスクールは手のつけやすい選択肢になりつつありますが、法や制度を理解しそれを満たすやり方をすることが重要です。

【補足コメント】
Homeschool.comというアメリカのサイトは、日本より進んでいるとはいえメインストリームでないホームスクールの情報をまとめているサイトです。

法や制度についても州ごとにリストにまとめたものを作成しているそうです。

このサイトでは以下のようなアドバイスもされています。どこの国でもホームスクール・アンスクールなどを選ぶ場合はそれなりの苦労がありそうです。

必要以上に地元の教育委員会や学校に連絡を取らないことをお勧めします。当然のことですが、学校の仕事は生徒を公立学校に入れておくことであり、あなたがホームスクールをするために必要な情報を提供してくれない可能性があります。

【実践編】ホームスクーリングの始め方 Step 2
家庭に合ったホームスクールのスタイルを見つける

それぞれの家庭にあったかたちで進めるのが一番ですが、人気のあるよく選ばれるスタイルというものはあります。

いろんなものを試行錯誤で試してオリジナルの方法になるでしょう。

・自分の家庭にあうルーティンを時間をかけてみつけていく
・いくつかの既存の方法を最初は試してみて、細かいところはフレキシブルに自分のうち仕様に変えていく

など実際にホームスクールや、不登校からのアンスクーリング、工夫してやってきている家庭にとっては実感としてあるやり方だと思います。

試行錯誤でつかんでいくしかない部分ですが、もうすこし具体的に向き不向きとか知りたいなという時もあります。

そんな時は診断などを試して参考にしてみるといいですね。心理テストや~診断のように数値としてはっきりしないまでも方向性がわかるだけでも選択はしやすくなりそうです。


両親が共働きであったり、フルタイムで働いていたりする場合には、それぞれの方法をカスタマイズする必要があるかもしれません。

また、スぺシャルニーズを持つ子にとっても、カスタマイズは必要かもしれません。しかし、ホームスクールはスペシャルニーズにとって良いオプションのひとつです。アメリカでは州によってはスペシャルニーズのホームスクールを支援しているところもあります。


家庭にあったホームスクールスタイルをみつけるためのポイント

 

☆優先順位を考えてみる 勉強、スポーツ、スペシャルニーズ、精神的な状態など
☆現在のルーティンについて なにがうまくいっていて、何に躓いているか振り返ってみましょう
☆スタイルクイズ 環境や条件が変わったりしたら再診断してみる
☆折衷案が基本 既存の方法を複数組み合わせたり違う方法を試したりしてオリジナルに
*フルタイムの保護者が夜や週末だけ行うなども選択肢の一つでOK!
☆スペシャルニーズ 状態に合わせて支援やサポートグループへ問い合わせ
☆学習スタイル こどもによって学習の動機付けになるものが違います
クイズや診断で、好みやスタイルを把握しましょう

 

【実践編】ホームスクーリングの始め方 Step 3
ホームスクールのサポートグループを見つける

ここはなかなか日本では難しい部分ですが、ホームスクーリングのサポートグループと繋がれば、アドバイス・情報・リソースが共有できる貴重な場でしょう。

日本でも徐々にではありますが、ホームスクーリングのみのサポート団体というよりは、不登校や多様な学びからのホームスクーリング、といったような団体は増えてきているのでご紹介しても大丈夫そうなところがあればアップデートしていきます。

日本でホームスクールのサポートをしているグループやコミュニティなど

どうしても、日本の現状だと支援がメインになってしまっていると思うので、具体的な方策やリソースに繋がりにくい状態だと思います。

学校に行かないことで指摘されがちな「社会性」がこのようなサポートグループ、コミュニティが点在することで遠足やグローバル学習やスピーチコンテストなど集まって行うことで育まれる、という点もメリットでしょう。

【補足コメント】
現在は日本の場合、そこは自然学習であったり習い事で補完されているのではないでしょうか。またとりとめのない愚痴ではなく、具体的な苦労の対処法や工夫を保護者が共有できる場所としても、グループの存在というのも必要とされていくのではないかなと思います。

【実践編】ホームスクーリングの始め方 Step 4
ホームスクールのカリキュラムを選ぶ

「学校」の学年という枠から外れてしまうと、逆にそれはどの年齢の勉強をしてもよいということになります。

その広大な範囲からカリキュラムを選ぶ、というのはとても難しいことです。
まずは「Hows」どうやって、と「Whys」なぜ、を深く掘り下げて考えてみましょう。

最初に 

ホームスクールの目的とミッション

なぜホームスクールをしているのか、どうやってミッションを達成するつもりなのか。その使命をどのように達成したいのか

 を書き出して毎年見直す必要があります。そこからがホームスクールのスタートです。

【実践編】ホームスクーリングの始め方 Step 5
ホームスクールの年間計画を立てる

ホームスクールをうまく進めるには「計画する」ことは重要な部分です。
過密スケジュールにしないのも重要です。

計画のつくり方についてのヒントは、まず年の初めには大まかな計画を立てて、進むにつれて細かいところを構築するという方法です。
何が起こるか予測できないところもありますし、最初から細かく決めて大幅な修正をするのを避けるためでもあります。

制度や学校との取り決め(アメリカでは州の決まりに従って)や、ハイブリッドスクーリングなら学校へ行く日、行かない日の年間計画をまず立てます。

1.学習内容と順序 (scope and sequence)を4学期分の目標を作ります。
2. 毎週の目標を作成 

Tips

4~5の大きな目標を立てて、それをもとに毎日の目標をたてます

あまり長期間分計画していると、計画の方に時間をかけて本末転倒になってしまうので、予定がみえる範囲で計画しましょう。

無料のホームスクールプランナーのテンプレートなどを使ったり、印刷して、バインダーなどに整理しておきましょう。

インテリアや文房具などが参考になるホームスクール動画(まとめ中)

重要なのは、計画しっぱなしではなく、時々見直すことです。
進捗状況はマイルストーンや、ポートフォーリオ、試験などで確認する機会をもつとよいでしょう。

問題があるようなカリキュラムであれば年の途中でも変更を検討すべきです。
こどもが泣きながらやるような内容であれば、スケジュールや指導方法、日課や休息など見直す必要があるかもしれません。変更することは効率の悪い方法を続けることより悪いことではありません。


【お知らせ】基本、英語のサイトの記事をもとにしていますが、国の制度やホームスクーリングの浸透具合、学びに対する考え方の違いから、そのまま直訳できないところは日本に寄せて文章を書いています。ご了承のうえ参考にしてください。

 

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まなびが苦手ではないはずなのに「学校」というなかでの学びによって、苦手になっていくのはもったいない。 家にいながら世界に触れて世界を知りつつも、それぞれの子なりの学びの方法やペースで成長していけるような環境を提供していければ、自分の経験や通信制高校・大学、海外のまなびの情報を提供しています。