これからの学び

不登校家庭のこころがふっと軽くなる記事・情報10選まとめ

こどもが不登校になると、周りに(居住地・学区など)にそうそう同じ環境の家庭があるわけでもなく、情報が全く入ってきませんよね。

ネットで何かしらヒントを、と思って相談サイトや知恵袋などを検索しても、だいたいは「よくある当たり障りのないアドバイス」か「偏見のことば」。

学校行く、行かない、の家庭での応酬ですでに疲れている保護者にとっては、解決策とともに気持ちが楽になる情報も必要です。そんな学校という枠だけではない、広い「学び」という視点での不登校に関連する情報を集めてみました。

不登校、という概念は英語にない futokoという英単語の発生

BBCの不登校に関するニュースです。

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学校のなかにいると、普通に登校をしている間は親も気が付きにくいけれど、

一人の人間として、これはどうなのか?

ということが学校内には多いです。病気や不調を努力や我慢でこなすのもおかしいし、学校が決めるべきところでないところに食い込んでいるのは戦後となんら変わっていません。

外からみるとこのシステムが異常であり、落伍者扱いされている不登校よりも、そうさせてしまっている「日本という社会」が残念なものになっていることがわかります。

ホームスクールという選択肢が一般化している国では、不登校の概念がありません。

もちろん、一部「学校へ行かない・行けない」状況・スタンスの家庭はあるでしょう。

ただ、行かない=不登校、として病的に扱われることはなく、学校はNG→ホームスクーリング、という選択になるだけです。

もちろん、ホームスクーラーにもそれなりに偏見はあるでしょうが、それはどの選択をしてもメリットとデメリットはあるでしょう。

日本のように問題児扱いではなく、あくまでも学びの方法の選択の違い

英語に訳せない、ということはその概念が英語上はないということ。日本独自の社会問題ともいえるでしょう。

学校や世間から向けられる偏見ですが、世界的に見れば、その「偏見を抱く社会自体」に違和感のある目を向けられているのが実情です。

学校に対して拒否感を感じるこどもたちの方が、もしかしたら感覚的には鋭いのかもしれません。

不登校のこどもたちに多いHSC(敏感すぎるこども)にはホームスクーリングがおすすめなことも多い

少し前に書いた記事ですが、不登校のこどもたちには診断されているにしろ、気づかないにしろ、HSC(敏感すぎるこども)であるケースが多いと感じます。

HSC(敏感過ぎるこども)にはホームスクールがオススメな理由(海外記事参考に)人の感情や物音、様々なものに敏感なHSC,HSP。集団の中では自分を責めがちですが、伸ばしていきたい特性の一つ。学校の中では問題視されがちなこだわりもホームスクールならそのこに合わせてカスタマイズしてあげられます。ホームスクール/感覚過敏/敏感すぎる人...

気が弱いとか弱くないとか関係なく、感覚が過敏です。過敏というと悪いイメージに聞こえますが、危機に関するアンテナ感度が高いともいえるでしょう。

・友達が怒られているのに自分が怒られているような感情になる
・音や光の刺激に疲れる
・ざわざわした(たくさんの感覚・情報刺激がある)場所が疲れる

学校ではこれらの刺激を避けることはほぼできません。慣れれば強くなるといった類のものではなく、おそらく実体験(わたし自身はおそらくHSPなので)を振り返ってみると、それらの刺激に気づかない人に比べると

エネルギー消費がすごい

だから疲れる

勉強まで行きつかないくらい疲れたり、夜だけの睡眠ではエネルギー回復をはかれない

休みがち・生活リズム乱れがち

といった感じで不登校気味になっていくことが多いのではないかなと推測できます。

同じエネルギー100ポイントを皆が持っていたとして(例は極論ですが)

<HSPではない人>

勉強30 学校生活 10 怒られたこと5 遊び30 宿題25

<HSP>

勉強 30 学校生活 40 人が怒られていること 15

の時点ですでに結構エネルギー消費をしていて、

普通にがんばろう!

(怠けるタイプが少ないのですが、ただエネルギーがなく疲労して動けなくなるのは本当)

って思うと、ここからこどもとして

遊びも宿題も頑張る

そうすると、もうエネルギー値がマイナスになって、貯まるまで一晩すっきり寝る、では追いつかないことの方が多いです。

この点理解した生活リズムができたら、学校休まず行けるのかもしれませんが、本人含め、まわりもHSCの疲れ具合って予想ができないものだし、理解もされにくいものです。

勉強や友達付き合い、など何をメインにしたいか家庭内で理解・共有できたあとは、ホームスクールが合う場合も多いです。

海外ではやはりHSP/HSCの精神衛生上というか、勉強以外の刺激でバランスを崩さずに勉強できる方法としてホームスクールが勧められていることも多いです。

怠けているからではなく、全方位に神経を使ってしまう性質を持っているからこそ、エネルギー不足で生活リズムが保てなくなってしまう。

疲れ切って「頑張る」気力すらなくなる前に、既存の生活リスムではなくその子にあった心身のバランスが取れるリズムを見つけ出してあげる。

エネルギーさえ貯まれば自分から動き出す子たちが多いです。
うまくエネルギーを活用できるかたちをご家庭で模索してみましょう。

HCP・HSCっぽいけど…という人は簡易診断など試してみるといいかもしれません。
HSP診断

教育機会確保法 学校以外の多様な学びは文科省もすでに認め始めています

ここ数年で、文科省の通知の文言自体も変わってきています。

また、学校という「制度」のなかでありながら、新しいかたちを可能にしているN高の動きも見逃せません。

この高校自体に通うか通わないかは、別記事にもしたとおり、合う合わないがあると思います。

しかし、内申書(出席日数等)優先、不登校やホームスクーラーになったら通常レールに戻るのが難しい、そういう進学スタイルであった今までの「当たり前」を通信制で打ち壊そうとしている点は、社会の流れ的に意味があるのではないでしょうか。

入学は誰でも、でも卒業や進学は自分の努力にかかってくる。海外の大学的スタイル、もちろん内申書優先・テストのスコア優先、の学校があるのと共に、もうひとつのメイン選択肢として育っていけば、と期待しています。

内申書は、親やこどもの頑張りが反映されるとは限らないから、事業がって不登校になって、その後勉強には意欲がある場合でも、いろいろあきらめざるを得ない「なかが見えないので対応しようがない」ところが困ってしまうので、どうしてもN高などの通信制の方に生徒が流れるのはわかる気がします。

一度抜けたら再挑戦が難しいシステム。
オトナもこどもの住みづらい日本です。

教育ビジネス業界はすでに「学校」は旧時代と認識している

ビジネス業界の人は社会の動きの先を見るものです。
成語ながらく変わらない日本の教育システムに違和感を抱えている人も多いでしょう。

しかし、利益としてはうまく回る分野でもないからか、なかなか大きく変化をもたらすような企業はいまのところ現れていないようです。

Aiがものを教えれるようになったとき、人間の「教師」は教える以外に何ができるか。
学びに、なにが本来大事なのか再考する機会でもあると思います。

学校という「建物」の枠にとらわれない学びが続々とでてきています

有名どころでいくとN高やS高、それ以外にも通信制を中心とした新しいかたちの学びが続々出てきています。

http://homeschooler.link/s-hightschool-osusume/

今までは進めづらかったシステムもコロナ禍でのオンライン化が後押ししたフシもあります。

ただやはり単位認定など既存の学校制度に沿わなくてはならない部分も多く、自由な学校作りというわけにはいかないようです。

(学歴として必要ないのであれば、フリースクールのように理念中心で作ればいいのですが、高卒資格として大卒資格として、というものを得るためには国の制度に沿った学校作りが必要となると思われます)

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ただ、それでもやはり一般全日制よりはフレキシブルに勉強できることには変わりありません。

[pz-linkcard-auto-replace url="https://www.minkou.jp/tsushin/recommend/"]
 サポート校運営経験者が通信制高校とサポート校についての疑問をまとめてみました そもそも通信制高校とは? 通信制高校とは自宅で勉強をして一定の期間スクーリングに通うことで高校卒業資格を取る方法です。高卒認定...

 

高校通えそうにないけど大学は進学したい 高卒認定という方法

もちろん、前提として(塾などを使うことも含め)自力で大学入試をできるレベルの学習をする、ということが必要ですが、あくまで受験資格のお話しとして高卒認定は重要です。

学校に行く行かない、登校刺激、学校とのやり取り、で疲れ果てて、親も子も動けなくなってしまうよりは、

小・中・高の分の学習を自分でやり高卒認定を受ける

と決めてしまったほうが気持ちのアップダウンがなくスケジュールも組みやすいかなと思っています。

もちろん、そう計画していて、途中高校に通ってみたくなったとか、通信制で一部単位を取るとか、変更もよいと思います。基本自学なので、方向転換しやすい点もよいのかもしれません。

高卒認定の科目を減らすための通信制高校在学⇨記事

こちらは講演などで有名な親子です。一番最初に「あーこういう方法もやっぱりありか:と結果を先出して見せてもらった感があり、参考になりました。

小さな天才の育て方・育ち方-小・中・高に通わず大学へ行った話

こちら第2弾ですね。

小・中・高に通わずに大学へ行った私が伝えたいーー不登校になって伸びた7つの能力

実際にお会いしたこともありますが、本だけでなくサイトがしっかりと作られていて情報も網羅されているので不登校家庭には役立つサイトだと思います。(コミュニティ等については合う合わないあると思うのでご自身の判断で。情報は公平な良情報のためおススメしています)

小さな天才の育て方・育ち方-小・中・高に通わず大学へ行った話
親子の運営サイト→https://ai-am.net/

 

不登校経験者たちのその後のケースをみる

成功例でしかないと言えばそうかもしれません。それを言ったら、普通の学校、普通のレールでもそうです。
失敗するひとも犯罪を犯す人もいる。

ただ、不登校=むかしの不良、ドロップアウト、引きこもり、ニート、なにかしらの犯罪や家庭不和と安易に関連付けられやすい社会背景からすると、成功事例もたくさんあるということはもっと外に出てもいい気がします。(レッテル、ラベリングをしない世の中のために)

こちらの記事も参考に

多様な社会実現に一役買っているかもしれない不登校

https://news.yahoo.co.jp/articles/ae75606ee60cec0e123bbd0e81298e71bfe6cfa9?fbclid=IwAR0V-cOHOsYMT2RNPEAGGCB1EM80A6YLMNjZ_8Do5xn-aGgbMK251xw_nTA

次世代はひと昔前の不登校イメージを超えてきている

こちらの研究所は14歳のホームスクーラーというかハイブリッドホームスクーラーというか中学生が立ち上げた研究所です。

もちろん会社化するにあたって親が関わってはいるでしょうが、なにかを始めようとしたとき

大人になってからね

とか

大人になったらやりたいこと

ではなく、いまやる、今始める、それができる世の中に変わりつつありことの一例ではないでしょうか。

ビジネスに時間や力を注ぐためN中等部に在籍しているようです。

異才発掘プロジェクトという活動を東大の中邑先生がすすめています。
ここまで特化しないにしろ、個性として学校の枠だけにおさめなくていいんじゃないかという動きはアカデミックな場所である大学でも起こってきているということです。

ROCKET
ROCKET
https://rocket.tokyo/https://rocket.tokyo/
“ROCKET”は、“Room Of Children with Kokorozashi and Extra-ordinary Talents”の頭文字をとったものです。そこにあるように学校を目指すものではありません。志ある特異な(ユニークな)才能を有する子ども達が集まる部屋(空間)です。

結局、社会性が云々と不登校になると言われることが多いですが、要は社会にでてからの対応力って⇩の記事のことが影響してくるのではないでしょうか。

そうすると、不登校という経験はプラスに活きてくるものであり、社会に出る前から社会経験を積んでいるともいえます。

まとめ 不登校でも学校行っていてもこどもに合った学び方を模索しよう

学ぶ、
ということができていれば、それは学校の外でも中でも構わない、と個人的には考えます。

しかし、現状「学校の外のリソース」が少なすぎるために、学校に行かない=学習機会の損失に繋がってしまいます。

民間も少しずつ、そういった部分に切り込んできてはくれていますが、どうしてもそこはビジネス。
母数の多いターゲットや、お金になるテーマにまずサポートや改革が向くのは必然。

結果、困りごととして「学びにくさ」(特性であったり環境であったり)を抱ええている家庭は、結局保護者自身が新しい方向を開拓していかなければならない状態です。

このサイトは、英語や海外での情報を主に紹介しており、無料もしくは安価に手に入れられる情報や教材が中心です。

本来は、国が主導して「学校以外でも、義務教育年齢以外でも(リカレントなど)」学べる国家を作るべきとは思いますが、現状手探りで自分たちでやっていかなければならないご家庭の模索中のヒントになれば、と思って記事作成しています。

リカレントとは・・・

リカレント教育は学校教育を終えた人が再び学ぶことを指しています。

海外とくに北欧では、社会人になった後に一旦仕事を辞めて高等教育機関で学び直してから、キャリアを再開させる人がたくさんいます。海外と比べて日本のリカレント教育環境はまだ発展途上ですが、昨今さまざまなスタイルのリカレント教育システムが整備されつつあります。大学などの社会人向けカリキュラムや公開講座だけでなく、民間企業が運営する各種スクールや通信教育などもよい例です。

キャリア教育ラボ より)

結局は、自分のこどもをよく見て学び方を一緒に探ってあげるしかないのだろうけど、そして偏見は偏見としてなくならないのだろうけど、親が安心した状態で試行錯誤できる状態でいたいものです。

自身が通信制大学など経験しているせいか、比較的学校以外の学び方に違和感はもっていなかったものの、

学校へ行くのが日常→学校へいかないのが日常

となる変化の時期には学校対応含め、神経が消耗しました。

言われなくても世間の一般常識は気にしているし、罪悪感も親子ともども感じながら毎日を進めている。

そんなときに批判だらけのコメントや、不登校解決!というような高額ビジネスの情報は追い打ちをかけます。

少しでも先に繋がるような、視点が変わるようなそんな情報に出会えたら、もやもやする時間はもっと少なく、こどもも罪悪感なく過ごせたのではないかなと思って、この記事をまとめてみました。

こどもの学びのタイプの簡易診断ができます→→学びタイプ診断

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まなびが苦手ではないはずなのに「学校」というなかでの学びによって、苦手になっていくのはもったいない。 家にいながら世界に触れて世界を知りつつも、それぞれの子なりの学びの方法やペースで成長していけるような環境を提供していければ、自分の経験や通信制高校・大学、海外のまなびの情報を提供しています。