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海外通信制大学に応募した英語スキルはどのくらい? 体験からご紹介!

海外の通信制大学University of the peopleに応募した段階の英語力や英語経験と、困ったことやよかったことをまとめてみました。

今後Uopeopleに限らず、海外の大学を通信で挑戦してみたい人の参考になれば!と思っています。

英検のレベル  1級?準1級?2級?

受験歴としては、高校を出たとしに英検を受けました。
その時点で2級合格。

それから受けていません。だいたい、通訳・秘書とかそういうレベルの英語関係だと1級が要求されますが、普通の求人でちょっと英語の読解力が必要、みたいなものの応募条件って2級だし、それ以上は会場が遠かったり面倒で受けていません。

英検は2級まで!

TOEICは? 満点ですか?

トイックは働き始めて2年くらい経ってからですかね。
普通の事務だったので、特に必要なかったのですが、職場の友人と点数競いで受けてみました。
勉強なしで、650点くらいだったでしょうか。
それ以降受けていません。
ホントは、もともとあまり資格試験に関心がないのです。取っておけばよかったーって感じるときって求人応募とか、そういうタイミングだけ。
あとは、実力的に必要なときに使えないと意味がないと思うので、そういう意味での勉強は続けるようにはしていますが、試験用の勉強はあまりしません。

トイックは1回だけ受けに行ったことがあり、650点くらいまで。

英語を使った仕事の経験は?

ここはちょこちょこあります。
日本語を教えていたり、海外法人用のマニュアル作成(日英)の仕事をしたりしたことはあります。
ただ、こなす、という感じだったので一度体系的に全体を学び直したいという意識はいつもあります。
とは言え、英語を使いながらの仕事はだいぶ前にことなので、入学申し込みをした時点ではそれほどメインでは英語の仕事をしていませんでした。

このレベルの英語力・英語背景で実際入学した場合

本来IELTSなど、いまの英語力を証明する試験をうければよいのですが、地域的に試験地が遠いなと思っていたので、自分の場合仮入学をして英語のクラスをとり試験を受けるというかたちを取りました。
試験の内容的にはオクスフォード英検のような内容でした。
ただ、この試験の試験対策をしようにも、日本で探すとあまり情報はなく、TOFULなどの英語関係の試験をとりあえず勉強して乗り切りました。
一応合格したので、本入学という形になりました。

困ったこと①リーディングの量

英語を体系的に再勉強しないままに入学して困ったことは、
・とにかくリーディング量が多すぎて時間が取れない
ということでした。

もともと日本の通信制大学の経験はいくつかあるので、働きながらの勉強はできると思っていたのですが、これがかなり無理でした。

おそらく日本語の本だとしても読む分量が多いので、だいぶ工夫して進めないと1week分のタスクが完了できない。
そしてもちろん日本語ではないので、倍以上時間がかかります。

☆リーディングのコツ、みたいな本を日本語でいいので1冊読んでおく

☆全部読むまえに課題をじっくり理解する。必要なところだけ読む

600ページあるようなテキストの、100ページくらいが範囲、みたいなこともあるので、先に課題を理解して必要なところだけ読むようにしないと課題作成の時間もあるので間にあいません。そして、英語に限らず「読み方のテクニック」みたいなものがあると思うのですが(結論はこの辺に書いているとか、こういう順序でまとめられているとか)そういう小技を利用しないと読みこめない量です。

本来、じっくり読んで深く理解し、考え、英語力も上げたいところですが、学生を本業にできない環境の方が入学する場合は、帰国子女でない限りだいぶセルフマネジメントが必要です。

困ったこと ②気のきいたコメントが入れられない

ここが帰国子女とか実際のリアル留学に行ったことがある人との差にはなってしまうのですが(国際交流や英会話レッスンで埋められないこともないですが。そこをポイントに絞って頑張れば)ディスカッションの授業で、それぞれの意見にコメントを入れる、というようなタスクがあるのですが、似たような表現でしか入れられないのがちょっともどかしかったです。

エッセイとかだと、少し文語的なので日本人が比較的得意とする部分だとおもうのですが、ディスカッションの場では文字ではあるのですが、口語表現に疎い日本人は意見があるにも関わらず、定番表現になってしまい、高い評価を得るのが難しくなってしまいます。

時間的に余裕があれば(締め切りとかが毎週あるので)ネイティブのコメントを書きだしたりして個別に勉強し、表現を増やす、ということもしたいのですが、締め切りに課題を間に合わせるだけで精一杯です。

困ったこと③意見はあるのに文章を書くのに時間がかかる

これはこのサイトのカテゴリに、ライティングも含めている所以でもあります。
日本人って(自分も含めて)意見がないわけではないんですよね。
しかも、一般的な意見ではなく意外と裏からみた真理をついたような視点も持てている。
ところが、それを文章で表現するのが苦手。
おそらくこれは日本語であってもそうなのだと思います。ブログなどでライティング術などが流行るのもそのせいでしょう。

ましてや英文となると語彙の微妙なニュアンスまで調べないと想いのままの文脈にはならなくて時間がどんどん経っていってしまいます。

内容はともかくテンプレートみたいな型さえあれば書き出せるのに!と思うのですが、それを小さいころから「writing」というかたちで学んできている人にとっては書きやすいのですよね。

なので、これから海外に限らず通信制で何かを学ぼうとする方は、是非ライティングを勉強してから入ってください。教科を勉強しながらライティングも、は結構ハードです。
可能ならエッセイの書き方や、IELTS受験(海外オンライン通信の場合)のためにじっくり一度勉強してからの方が安心して科目履修ができるのではないでしょうか。

このサイトでも今後もライティングに役に立つ情報やサイトもご紹介していきます。
英語関係の仕事をされている方、これからしようとしている方も勉強しておいて損はないテクニックだと思います。

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まなびが苦手ではないはずなのに「学校」というなかでの学びによって、苦手になっていくのはもったいない。 家にいながら世界に触れて世界を知りつつも、それぞれの子なりの学びの方法やペースで成長していけるような環境を提供していければ、自分の経験や通信制高校・大学、海外のまなびの情報を提供しています。