自分は持病的に海外へ行くことをある時期から諦めてきているのですが、海外のことを学ぶ方法はいろいろと模索しました。
そのなかでこのサイトでも何度か書いているUniversity of the peopleにたどり着いています。
Edxなどとの違い
オンラインで海外の修士を取れるコースなどがedxでも存在します。
修了証だけであれば安価で出してくれ、学歴ではないけど学習歴として積み上げていくのに有効です。
対してUopeopleは、デメリットも一部あるのですが、双方向性なところを気にいっています。
長期間続けられる環境が必要
といってもいまは在籍していないのですが。
というのは、日本人にとって多くの場合、
・仕事や子育と李両立できるリーディング量ではないこと
・edxなどの短期コースと違い、大学とおなじ年数分学習に集中できる環境を持てないこと
でなかなか続けにくいという雑感です。
片手間にやっていてはGPAが下がってしまうし、もともと長期海外に留学しているとか、駐在家庭とか、生活のなかに英語がつねにあった人以外は、生活と並行して高いレベルの成績をキープするのは難しいのではないかなと思いました。
アメリカらしい評価内容
ただ、それでもうまくやれる人はいると思います。
よく海外ドラマで頭のよい人が出てきますが、おそらくそういうひとたちの勉強テクニックを真似たりしないと高い成績は取れない気がします。
もちろん、エッセイ的なものもあり、英語力がしっかりしていればそこは努力で日本人でも近づけると思うのですが、生徒同士の相互評価のシステム(peer assessment)はなかなか異文化理解が潜在的に影響するタスクで困りました。
Peer assessment とは
リアルも大事だけど移動しないでできることが選択できるのも大事
留学に憧れた時期もありましたが、そこに行けるだけがグローバルではないと思うようになりました。
負け惜しみではなく、実際にいかなければ味わえないものもまたあります。
ただ自分がしたい学びに関しては、理念とかアカデミックな部分が「英語」というツールで共有できるのであれば、オンラインでも立派な留学体験であり、学問だと感じています。
またUopeopleで勉強したいかどうか
でき始め結構早い時期に入学したので、最初は日本人が少なかったです。
それでもちらほらブログ等で見かけるようになりコメントしたりしていました。
主に海外在住の日本人のかたが多かったような気がします。ただそれでもやはり途中でやめるかたが多かったです。
まだ最初のころは日本の大学や他のアメリカ等の大学の単位をトランスファーできなかったこともあると思います。
(現在はできるようになっています)
それとボランティアで講師を有名大学からの先生がされていたりするのですが、あたりはずれが結構あり、はずれの先生にあたると評価が正当ではないものになったりします。
もちろんアピールできるシステムはありますが、結構エネルギー取られます。(母国語でもないですしね)
あと、英語ができて当たり前の人が入学するわけだから仕方ないのですが、エッセイを無記名シャッフルして学生同士が評価しあうタスクがあります。
これがネイティブじゃないというハンデはもらえずに、単純にエッセイの出来で評価されてしまう理由でもあります。いや当たり前といったら当たり前で、その分英語力をつけておけ、という話でもあるのですが、やはり、日本語で例えると「誠に申し訳ありませんでした」と書くようなシチュエーションで「すみません」と書いてしまうような、使い分けや表現、英語試験の点数高くてもできてないこと多いと思うんですよね。
生活からくる英語力やニュアンスというか。
その辺もう少しポイント絞って表現できるようになったら、再度入学してみたいなとは思っています。
その場合にはきちんとトランスファー条件とかも確認して効率的に。
そして、最初入学時になかったHealth Sienceのコースを選びたいなと思っています。(転部ができなかったので)
まずは数年英語力を底上げしておこうと思います。