このサイトでは主に海外リソースの学びを中心にご紹介していますが、
海外のものに挑戦する前提として高校卒業以上の資格自体は必要だったりすることも多く、通信制高校や通信制大学の情報も時々入れています。
その他、海外に出なくてもいろんな資格や仕事の応募条件となっていることも多いので、仕事をしながら等勉強できる通信制で高卒を取ってしまうのもひとつの方法でしょう。
通信制高校のネックはスクーリング
これは大学でもそうなのですが、大学のほうは最近は(費用は余計に取られたりしますが)ネットスクーリングのようなものを設置する大学も増えており、自分の学びたい分野が学べる大学とは限りませんが選び方によってはスクーリングがほぼ無しの通信制大学を選ぶことは可能です。
一方で高校は1年に○日は、学校で授業を、と決められているので、どうしてもスクーリングが避けられません。広域通信制の高校などだと、住居地ではないところで開催されたりするので旅費もかかります。
加えて、人づきあいがあまり好きでない場合、初めてあった他の県からの生徒と仲良くなれる学生ばかりではなく、一年に数日のこと、と割り切って参加する他ないですが、これもあって卒業率が下がってしまうのではないかなと感じています。
住所地に近い通信制に通う
これが一番現実的かもしれません。
全日制ではないので毎日通うストレスはなく、それでもどこかに所属して通う、という毎日のリズム作りに最適なうえ、バイトや夢(アートだったりスポーツだったり芸能だったり)と頑張り次第では並行できます。
そして自宅から通えれば新しい生活に慣れるストレスのかけずにいられるので、場所見知り・人見知りの場合丁度いいかもしれません。(実際は人見知り、場所見知りの子は「はじめての」ところに警戒心を持っているだけで、状況を把握すると大人より対応力が高い気がします。なので最初だけは注意深くきいてあげるのがいいかと思います)
勉強は好きだが通うこと自体は避けたいときは高卒認定を受ける
時々通ってみたいなーと思いつつも、プレッシャーがかかるようであればまず高卒認定を早めに(高校卒業年齢になる前に)受けてしまってそれから考えるのもいいかもしれません。
大検というもともとの名のとおり、「大学入学のため」の資格です。早々とその資格だけは手にいれて、ゆっくりバイトしながら今後を考えるという時間をもつのもひとつの手ではないでしょうか。
まとめ
義務教育のレールに乗っているうちは目に入らないのですが、ほんとうは学びの選択肢や方法は結構あります。
もちろん、学校や親がカリキュラムを組んでくれる全日制などと違い、
自分で計画立てなくてはならないこと
タイムマネジメント・セルフマネジメントの必要性
があり、モチベーションなどを保つ方法を自分でやっていかなれけば途中でドロップアウトしてしまうことが多いのが現実でしょう。
ただ、学生時代にそういったマネジメントの型を作れた人は社会に出てから強い。
結局おとなになったら自分で決めてバランス取っていかなければならないのだから、早めに身につけることは苦労はするけれども、あとで社会でのストレスがかかりにくくなります。
いろんな方法を試し、続けられないことを挫折と捉えず方向転換と考え、自分にあった学びと働き方をじっくり考えて選ぶのに通信制は適しているのではないでしょうか。