プログラミング・ICT

コンピュータサイエンスを小学生から学ぼう 日本語サイトもアリの無料サイトcode.orgを使い倒そう!

こちらも以前概要を紹介しましたが、日本語ページもあるので使いやすいcode.org。

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コンピューターサイエンスのカーンアカデミー?

今回調べるまで概要なんて見ていなかったのですが、使いやすいなわかりやすいな、という感覚はありました。

Code.org®は教育機関におけるコンピュータサイエンスを身近にし、女性やマイノリティが参加する機会を増やすことを目的とした非営利団体です。 私たちのヴィジョンは、全ての学校の全ての生徒がコンピュータサイエンスを学ぶ機会を持つことです。ちょうど生物学や化学、代数学を学ぶのと同じように。(https://code.org/international/aboutより)

サイトの概要にこのように書いてあり、プログラミングというものをより身近に、だれでも勉強できる機会をという思いからできたものとしって親近感がわきました。
カーンアカデミーも同じようなかたちで非営利で提供されていますが、こちらはプログラミングに特化しています。

Hour of Code(アワー オブ コード)日本語ページあり

長い時間のプログラミングをする時間がなく、入門編としていじってみたいならHour of Code(アワー オブ コード)というチュートリアルを試してみましょう。
これからのプログラミング教育に困っている学校の先生方にも使えるコンテンツではないでしょうか? 約一時間なので授業内カリキュラムで活用できるサイズのコンテンツですし、ここは日本語ページもまだあるので英語が得意でなくても使えると思います。(難しいレベルのものはまだ翻訳ボランティアが追いついていないようです)

教師用ガイドもまだ英語中心のようですが、説明動画には字幕がついているので内容理解は大丈夫だと思います。まだコードを書くというよりはスクラッチのようなゲーム・コンテンツが多いです。

上級 20時間CS(コンピューターサイエンス)コース

コンピューターサイエンスの核となる部分やプログラミングの概念をまとめた基礎コースです。
関数やアルゴリズムも含まれますので、Hour of Codeに比べれば上級の内容となるでしょう。
おもにGrade8対象(中2レベル)ということですが、どんな学年でもできるように作られていると書かれているのでそんなに構えずできるのではないでしょうか。

ネット環境や端末がない場合のプログラミング教育は?

休校中のオンライン教育で、全員一律で端末がないからとか、学校内のネットのセキュリティの問題とか、なかなか導入が進みませんでしたが、使わないなら使わない、ネット繋がないなら繋がないでもいいのではないでしょうか。

その代わり、オフラインでの学びの仕方を工夫する。
このサイトではもちろんオンライン・クラウドなどを活用したプログラミングのコンテンツもあるのですが、アンプラグド・レッスンのコンテンツもきちんとあることがすごいです。

全世界で使われるのにも頷けます。ちゃんと広く目が行き届いている証拠でしょう。
日本のように施策がうまくなくて導入が進まない国もあれば、ネット環境自体がまだ不安定な国、ひとり一端末などは用意できない国などそれぞれ国情があります。

それでも学びの機会は平等であるべきで、繋がない(アンプラグド)な教材もあるというのがとてもよいなと思いました。

レッスンプランやティーチングガイドも詳しく載っています。(まだ英語です)
活用しやすいかたちになっています。
英語がわかる先生は是非気づいて使っていただきたいなと思います。

年齢別コース

また英語のみのページですが、
4~11歳向け

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と難易度別にある程度の年齢でコンテンツがわけられています。
小学生レベルはプログラミング的思考やインタラクティブなゲームなどに触れ、中学生レベルではアプリやjavascriptなどについても学んでいきます。

中高生向けラボ(研究所?)
JavaScript でアプリ、アニメーション、ゲームを作る

アプリラボ

こちらも英語のみのページしかまだありませんが、ラボ、研究所というかプロトタイプを作るような場でしょうか。β版を作成するような。
実践しながらいろいろ作ることを目的としたラボがいくつかあり、自分で作成したアプリも共有できます。(アプリラボ

ゲームラボ

簡単なアニメーションやオブジェクト、キャラクターなどを使いゲームを作ることができます。(ゲームラボ

Webラボ(β版)

こちらはまだβ版ですが、htmlとcssを使ってシンプルなwebページを作り共有することができます。(webラボ

ビデオライブラリ

インターネットやプログラミングの基礎的なことが動画でまとまっています。
英語がわかる人だけではなく、英語の勉強も兼ねて、こちらを見てからプログラミング学習を始めるのもいいかもしれません。
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まとめ 無料で質が高く教育機関でも使える Code.org

プログラミング学習が必修化されたからといって、急に高額なプログラミング教材が増えたり、逆に専門でない教員が教えるためにレベルの一定でないプログラミング学習になりがちな現状ですが、英語がわかればこちらのサイトを活用すると基礎レベルは十分身につけられるのではないでしょうか。

こどものためのプログラミング学習でなくても、大人の独学としてもよいと思います。英語も学べることで一石二鳥で節約もできます。

日本語翻訳も徐々に進んでいますので、まずは日本語翻訳が済んでいるところからはじめていくのがいいかもしれません。英語が得意であれば翻訳自体に参加することで内容をより深く学ぶこともできるのではないでしょうか。

わたし自身も興味があるのでもうすこしページをリサーチし、実際に学んでもみたいなと思うので、別途記事にてレポートします。


英語が得意で本格的にコンピューターサイエンスを学びたいかたはUopeopleにも
CS(コンピューターサイエンス)学部がありますので検討してみてください。

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まなびが苦手ではないはずなのに「学校」というなかでの学びによって、苦手になっていくのはもったいない。 家にいながら世界に触れて世界を知りつつも、それぞれの子なりの学びの方法やペースで成長していけるような環境を提供していければ、自分の経験や通信制高校・大学、海外のまなびの情報を提供しています。