Uopeople

Uopeopleというオンライン大学

英語で勉強できる様々な方法を紹介しています。有料・無料問わず紹介していきますが、世の中にたくさん選択肢があることを知っていただけるきっかけになればと思います。

家庭学習で学力を上げる方法 | 不登校・ホー…
1970.01.01
家庭学習で学力を上げる方法 | 不登校・ホームスクールからの進学 
http://homeschooler.link/learningfuture/uopeople2/
学校に行かないと勉強できない時代は終わりました。不登校・ホームスクールから家庭学習による進学の道も多様化しています。オンラインも味方につけて、不登校・ホームスクールの家庭学習で学力を上げる方法をこのブログでお伝えします。 
前回ざっくりとお伝えしたこの大学ですが、実際の授業内容やデメリットなどもまとめてみたいと思います。

授業料無料のオンライン大学

簡単にいうとオンライン大学です。日本でもサイバー大学などありますよね。ただ、やはり高所得の方たちが勉強できるイメージで、一般向けではない感じがします。
Uopeopleは、全世界から学生を募集しています。
・ネット環境
・タイムマネジメント
・英語力
があれば、どこの国からでも参加できます。実際、科目ごとにクラスメートは変わりますが、モロッコ、モンゴル、アメリカ、イタリア、モザンビーク、サウジアラビア、シエラレオネ、アラブ首長国連邦、マレーシアなど、今回の登録科目でも各国からの学生がいました。

英語力はどれくらい必要? TOEICなどのスコアはどれくらいならOK?

入学してからの履修登録なども自分でやることになるので、いろんな文書がわかるくらいの英語読解力はまず必要ですが、入学時には、TOFULなどのスコアを持っていない人用の仮入学システムがあります。

おそらくですが、日本や欧米であれば、TOEICなどを受ける機会や会場も多々あるとは思うのですが、世界各地でそういった会場が整備されているわけでもないため、一律英語試験の結果のみで入学許可となると、「世界からOK」の大学コンセプトからずれるためでもあると思います。

そのため、書類選考により入学を許可されたあと、英語のクラスを必ず最初に受けなければならず、この単位を取ることで正式に学生となり、履修登

録もできるようになります。

私の場合は、英検は2級から試験地に行くのが面倒で取っていないし、TOEICも600点台のあとは受けていません。TOFULも会場が遠いことが多かったので、取り急ぎ必要もなかったため取っていません。

そのため、今回は仮入学し、英語のクラスを取って合格しての本入学という流れでした。英語のクラスの試験は、オクスフォード英検のスタイル、ということなのですが、あまりオクスフォード英検自体のテキストが検索にヒットせず苦労しました。が、一般的な留学の際の試験問題のようなものをたくさん解いておけば傾向としては問題ないかと思います。

日本人でも授業についていける?

実際の授業内容は次回にまとめるとして、「日本人でも授業についていけるか」という点については、タイムマネジメントがしっかりできる環境であれば可能だと思います。

というのも、まず時間が必要。日本の通信制大学を社会人になってから通うのも時間の捻出に苦労しますが、さらに
・英語である
ということと
・単純にリーディング量がめちゃくちゃ多い
ということもあり、仕事しながら、子育てしながら、のなかでは時間の捻出が難しいと感じている現在です。短期目標として、何か必ずそこを卒業しなければいけない事情があればこそ、それでも集中することはできるでしょうが、生活と両立するのは結構難しい分量であると感じています。

内容的には、大学の内容です。日本よりディスカッションが多いイメージ。
また、自分でリサーチやリーディングのテクニックを身につけなくては、順調にこなせない量かと思います。
一度、留学経験がある人でなければGPAまできちんと考えて、良い成績を取るくらいまでのことをこなせない内容ではあると思います。

が、それは徐々に慣れたり、自分なりの方法を編み出せばよいことであり、入学の間口が広いことは、「留学は余裕のある家庭しかできない」という日本の格差を埋めてくれるものでもあり、頑張り次第で卒業まで行きつくことは可能なレベルであると思います。

あとは、続けるモチベーションをどれだけもてるかというだけです。

Uopeopleに感じる不満があるとすれば?

数年前にできてから、結構早いうちに入学した私ですが、日本人は数人しか出会っていません。
たまに、ネット検索でブログに遭遇したりするのですが、お辞めになる方が多いようです。日本人の学生が増えれば情報共有もしやすく、続けやすくなるのかもしれませんが、他にも理由はありそうです。

・全世界に、といいつつも、アメリカからの学生が多くて、英語での差が最初からあるにも関わらず、評価方法は一緒
・生徒同士での評価、という課題が毎週あるのですが、非英語ネイティブが不利。ネイティブは課題の作成レベルだけを考えればよいが、他言語の生徒は文法やエッセイの構成がこなれていないことで点数を落とされる。(実際の留学でもそうかもしれないが、生徒同士の評価は無記名でランダムに課題をシャッフルするので、非ネイティブの課題か、英語圏の人の課題か誰も判断つかない。)
・いろんな有名どころの教授がボランティアで参加、なかには評判や評価方法が悪い教授もいるが、リアルの大学ではないし、学生は世界中なので、そういった情報共有ができない、回ってこない

あとは日本人的立場として
・圧倒的にリーディング量が多い
工夫しないと1週間で読み込めない分量です。

続ける?続けない?

というわけで、私自身は休学を考えています。
しっかり勉強できるときに再開したい。

片手間ではできない分量ですが、「留学したいけどできない環境」「英語力を活かして勉強したい」「自宅で国際交流」を考えている人にとっては、積極的にこちらからディスカッションに入っていったり、個別に連絡を取ったり、教授などにも相談してみたり、と受け身でない学生生活を送る上ではおすすめです。

今後、いろいろなオンライン大学がでてくるでしょうが、今のところ動画配信を見る、などの受け身ではない双方向の学習で、(試験料はかかりますが)授業料が無料でこの水準のオンライン大学はないと思うので、英語力と時間がどうにかなるようであれば、経験して損はない学校です。

本格的留学を将来考えている人にとっても、徐々にトランスファーできる大学が増えているようですので、準備兼単位習得としておすすめします。

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まなびが苦手ではないはずなのに「学校」というなかでの学びによって、苦手になっていくのはもったいない。 家にいながら世界に触れて世界を知りつつも、それぞれの子なりの学びの方法やペースで成長していけるような環境を提供していければ、自分の経験や通信制高校・大学、海外のまなびの情報を提供しています。