紙の教材メインでのホームスクーリングから「オンライン」の選択肢がある現代。
海外でも日本でもよくある偏見、イメージへの悩みは同じようです。
誤解1 オンラインだと教師との対話がない
学習プログラムによって同期型のものもあれば非同期型のものもあります。
教材だけでやるのが合う子、教師とのコミュニケションが合う子それぞれです。
担任制もものやインストラクター・チューターが設置されているものなど多様になってきているので、一概にオンライン学習は教師との対話が少ないとは言えません。
選ぶプログラム次第といえるでしょう。実際に学校で対面授業でもなかなか質問などする機会もない場合もありますしね。
誤解2 オンラインでは生徒がズルをする(不正行為)
リアルの場であっても100%は無理ですが、オンラインだとなおさら不正が行われるのではないかという心配はあるでしょう。
そのためにテクノロジーが発展し、監視ツールも進化しています。
プログラム側での工夫もあり、必ずプレゼンテーションやディスカッションのカリキュラムを入れるなどして、不正を行うことが「めんどう」になるシステムも意識されています。
オンラインの弱点をテクノロジーとカリキュラム構築の工夫で補うことで逆にその部分が発展してるともいえるのかもしれません。
ちなみにUopeopleでも科目によっては、proctored システムを利用して、第三者がチェックするかたちで最終試験を行います。
誤解3 大学進学や就職の際にオンライン学習が有効ではない
通信制高校や通信制大学も卒業資格と認めれますが、MOOCSなどでも証明書を出したりするようになっているので、「学んだ」という証明になり進学や就職の際にも記載できます。
雇用主などの偏見による拒否などはコントロールできませんが一般的な問題としては、きちんと認定を受けたオンライン学習のサイトや機関であれば、受け入れる大学などが増えてきています。
そもそも大学自体がオンラインの科目を積極的に推進していたりするので怪しい機関でなければ、オンラインでの学習にマイナスのイメージはつかない時代になりつつあります。
誤解4 生徒同士の関わりが少ない
ディスカッションやプレゼンテーションなどの授業の他に、日本のN高の場合でもそうですが、
SNSによる生徒同士の交流が盛んです。
SNSで知り合って、ともにクラスで学びあって、リアルでの対面に繋がることも多いです。
オンライン・オフラインのよいところを双方使えばいいのだと思います。
*Common Myths of Online Education を参考に日本の現状を加えて記事にしています。