フリースクールを選びたいのではない「学びの選択肢」とは。

OB
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最近おかしなことになっているなと感じます。

フリースクールなどの補助など支援が行われ始め、学校外の学びが認められつつあります。

ただし、学校っぽい方法で。
そうすると建物が変わっただけで結局は「フリースクール不登校」が発生するだけなのに、と感じています。

もちろん、選択肢がなかった時期に比べればフリースクールも進展のひとつには違いないと思います。

ただ根本原因を見誤ると、商業施設を作りまくっても集客できないビジネスの世界と同じように、箱ものがただ残るというかたちになりかねないと思うのです。

不登校への偏見が減ったと思ったら逆方向の偏見へシフト?

ここ数年の間に不登校に対する当たりは軽減されてはいます。
それは「刺激しない」という意味で。登校刺激がないのはとても重要です。ただ、それはマイナスの影響を与えていたものがゼロになりました、という感じのものなので、結果不登校に対するプラスの情報(進学相談とか)が公教育から増えたわけではないので、現状はあまり変わりません。
ストレスが減っただけ。

不登校=安易にフリースクールや通信制高校が進められるようになってきた気もします。もちろん、学校は大部分が「登校」するための機関であるから、効率を考えても数パーセントの生徒に有益な情報を全先生が持っていないのも普通のことだと思います。

でも、フリースクールがいい!と思っている不登校・ホームスクーリング家庭ばかりではないのが現実。学校が合わないならそこへと行ったそういう安易な風潮に少し違和感を感じています。

まさか、の逆偏見というか、学校嫌いでしょ!フリースクールあるよ!というようなおススメ。
(もちろんない地域は実際には行けませんが、フリースクール推しが進んでいるのは感じます。)

社会の変化に学校教育は変わらないまま

学ぶ内容はアクティブラーニングやら、STEM教育やら、グローバル教育やら、コンテンツは時流に乗ったようなものが並んでいますが、そこも箱というか、コンテンツはあるけれど中身が伴っていないように感じます。

本質ではなく、理論を学んでいる感じ。

ほんとは不登校児(という言い方は嫌いですが)は学び好きが多い。
そして学校は学びのリソースで言えば宝庫。

でも活かせていない。学校へ行かないのであれば使えない(わけではないけど空気がそうさせる)。

地域のリソースとして、学校行っていようがホームスクーリングだろうが、活用できたらもっと学校との距離も近くなるのに。
学校復帰は目指してないけど、学校側が学校復帰の数字をアップさせたいなら、逆にそうしたほうが学校に興味も湧くのに。

休んでいるのにうんぬん、他の保護者の手前、のハナシ

よく不登校の子が遊んでいると(コンビニとかに出かけたりしても)「学校来てないくせに」というワードは投げかけらます。

学校が「生きる条件」ではないはず。遊びもすれば、買物も行きます。学校行かないだけで罪悪感で外出もしなくなる子も数年前は多かったです。

いまでもそういうことは言われますが、数年前より緩くなった気がします。
ただ一緒に遊ばせてくれない保護者とかは存在します。

「一緒に遊ばせると学校行かないとか言い出すと悪影響だから」と。

ここで問題が切り分けられていないのだなとよく感じます。
不登校なのは、こちらの問題で、それを良く思うか悪く思うかは、相手の自由。
そして、各ご家庭の教育方針があるので、友達同士遊ばせないのも自由。

ただ、そこで「学校行かない」と相手の子が言い出すことはこちらとは関係ない、「その子とその保護者」の解決すべき問題であり、他者に原因をもってくる違和感には気づいてほしい。

ゲームコーナーやゲームのCMに、こういうのがあるせいでゲーム依存になったとは批判しないと思います。影響されるのもそのなかからそれを選び取るのも、それぞれの家庭・こども次第です。

休んでずるいという心情

すっごい学校楽しい子は「なんで来ないのー?こんなに楽しいのに✨」とは言えど、ずるいという発想は湧いてこないでしょう。

一応罪悪感と、行かないことへの責任を(漠然とでも)負いながらいる不登校・ホームスクーラーのこどもに「ずるい」という言葉を投げかけるのは行きたくない心情をもっているからでしょう。

そして、不登校でもそこに傷つき、クラスメートのことばに悩んでしまうのは、「行きたい」気持ちもあるからでしょう。

行きたくないこともある登校児、行きたいこともある不登校児。
どっちも責めるべき感情ではない自然なことだと思います。



保護者のなかでよく出る提案 「もう小学校から単位制にしたらいいのに」

学びたい、気持ちがある。
行きたくない、気持ちがある。

多様な学び、というのであればフリースクールを増やすより、ホームスクーラーの割合の方が高いのだから、学校の内外で学べるシステムを作ってほしい。

簡単ではないことは理解したうえで、保護者の立場からは難しいことも理解したうえで、文科省からの決まりは教育指導要綱の内容だけだったりするというのも聞いたりするので、学校次第でもっと(理想上は)できることがあるのではという期待も込めて。

フリースクールやホームスクーラーに(まだないけど)助成や補助を出すより、学校も含めて選択できる学びに。
外でも学べて、トータルの単位で卒業が認められるような。ホームスクーリングも含めて。
海外ではディプロマにホームスクーリングの実績も載せられます。

・不登校は、学校のリソースも有効に使えて
・学校内の子は、STEMやアクティブラーニング、PBLを理屈だけじゃなく社会のなかで学べる機会を得て
・ほんとうに生徒のことを考えている先生の授業が人気で、つまらない集まらない授業は淘汰される

そんなシステムがあったらいい。ひとつずつ単位を積み重ねられるような。
オリジナルの学びの組み合わせができるような。

そして「教えることのプロ」である先生が教えることに集中できる環境も必要。
学びの負担も学校の外と内で分担できたらいい。
学校内の生徒想いの先生がたも、正当に評価されるべき。

不登校だからといって、VS学校では意外と考えていないものです。共生をいつも考えている。
問題となる「システム」に文句をつけているだけ。

今は学校内はまだまだ変わらないでしょう。
せめて、外のこどもたちの選択肢や環境だけでも少しずつ変えていきませんか?


12 月 13日 (金)14時~16時 はっち 和のスタジオ1
おとなのOPENBASE & Openbase cafe
個別相談や、ご希望テーマ
がある場合は事前連絡をお願いします。

参加費 おとな1000円 こども500円
(ボランティア団体ではないため、継続のため参加費のご協力くださいm(__)m)
*おこさん参加の場合は、別途学年と勉強アリ・ナシをお申込み時にお知らせください。
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