オンライン導入の嵐から考える「学びの本質」と大人の考えるちから。

あたらしいまなび
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どこもかしこもオンラインでいろいろなものが提供されると、いいものも埋もれます。
そして、まなびってコンテンツだけのことなのかな、という疑問も持ちます。

不登校、って終わりがはっきりしないし、そもそも終わるとか終わらないとかあるのか、って気がします。
前提として、フリースクールにする?ホームスクールにする?学校にする?っていう選択ができれば、それは「不」というネガティブな接頭語をつける必要がないのですから。



期限がある休校で自主性を養うきっかけではなく時間埋めをしているもったいなさ

宿題やオンラインでの授業がたくさん行われているようですが、学校の時間割に近い感じに時間を埋めて計画することに違和感を感じます。

オンラインはオンラインで有能ですが、やはり臨場感や集中力はリアルのほうが良い場合もあります。もちろんオンラインの授業でよい学びができることもありますが、それはファシリテーションのスキルがかかわってくる。

いままでICT推進等で触れてきている先生ならともかく、急なオンライン化で全国そんなにスムーズにこどもたちに満足がいく授業ができる先生ばかりではないでしょう。

しかもZOOMのよさはある意味、受講者の立場が発信側と対等というか、つまらなかったり用事があったりするときは画面OFFや音声OFFも可能なところ。それは双方にとって諸刃の剣的なところはあるけれど、だからこその緊張感もあるというか。

おそらくこども対象だと、そこには「~べき」という決まりを発生させるでしょう。たとえ、ぐだぐたな先生のオンラインレッスンだったとしても。
もちろんZOOMの対話にはグラウンドルールといった、最低限守るべき事前案内みたいなものを決めることは多いです。

しかし、そこではない「べき」をたくさん作って、せっかくの自主性のある学びの芽をつんでしまうんだろうなと思うのです。

オンラインでつながる?教える?

学校に集うことができないから、オンラインというかたちで集まるわけですが、それは本当にわざわざオンラインでしなければならないことか、って考えてみてもいいと思います。

学び、を止めない、をいうフレーズが流れてきましたが(不登校ほっとかれてましたけど、という嫌味は置いておいて)ドリルをやり続けることだけが学びではないでしょう。

親がずっと教えられる時間なんてあるわけないじゃない、という話も聞こえてきそうですが、教える、についてもそうです。ずっと横について「次はこれ」とか「~の公式はこうでね」とやり続けることが教えることでしょうか。

大人が優位なのは経験値だけです。そこから、こどもにきっかけ出しをする、困っていたら方向性をちょっとサポートする。そういうことも「教える」ってことです。

教え方がわからないのは、大人がいかに「自分で学んでこなかったか」に向き合う必要があるのではないかと思っています。正解を探す教え方だけが「教える」ということではないはずです。

こどもたちにとっての今回の休校はおとなたちにとって「学び」の本質を考える勉強の場

今回の休校で、預け先がない、という問題がありました。
これに関しても不登校家庭は終始大変さを訴えてきたわけですが(笑)
休むことで「社会性が」とか「学び」がとか心配されてきたところではなく「預け先」としてが一番大きな問題となった。

それは家庭がどれだけ「学校」に依存してきたかという気づきになるかと思います。
同時に預け先なのか、という点なら学校にこだわる必要はなかったはず。

無料(もしくは補助)で、お昼が食べれて、勉強できる。
そういうところにいけば、社会性や勉強遅れる、という偏見とは関係ないというアピールになってしまっています。

じゃあ学校って結局なんなんだ?
学びもオンラインでいいのか、行かなくても学べるのか。
そう思わせたくなかったから推進しなかったのでしょうか。

でも、学校って素晴らしい学びのためのリソースが揃っているところなんですよ。
実際学校外で同じことをやろうとすると、人的リソース(教えることのプロ)や場所、教材、システム、保健衛生から何から、揃っているところが学校です。

じゃあ今後学校ってどう進んでいくのか、学ぶってなんなのか、今回の休校は、そういう根本的なところを大人が逃げずに向き合うきっかけの勉強の場となっているのではないでしょうか。


★明日は、今回の休校についてだれでもごちゃまぜで語ってみましょう。
第40回イクミナルオンライン交流会

★OPENBASE in hacchi 3/13(Fri) 10時から
積極的には周知しませんが、通常どおり開催予定です。
今回はあまり人が出歩いてないので、逆に参加しやすい環境かもしれません。

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