OPENBASEストーリー第9話/お寺にて中東料理・文化体験イベント 小さな違いが認められない社会なら大きな違いをまず体験してもらおう①

OB
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居場所活動をもっと気軽に知ってもらうため、OPENBASEのこれまで、そしてこれからを連載してみました!
本日は、第9話。



不登校×中東料理×お寺??

なぜ、不登校と中東料理?
そして、なぜ中東料理とお寺?

不思議な組み合わせが満載のこのイベント。OPENBASEと八戸市のお寺、普賢院さんとの共催で開催させていただいたものです。
(イベントに関するブログはこちら➡➡普賢院さんのブログ

そのころ、居場所活動を初めてしばらく経っていたのですが、まだまだ社会の対応の冷たさというか、当事者じゃなければ関心がないことや、固定概念や、そんなものの壁が厚い、、と肌で感じ始めていたころでした。

個人的な環境から、不登校以外にもマイノリティや「違い」に対する日本社会の不寛容さにも、問題を感じていたため、私のなかでは、不登校と国際理解はそう遠い概念でもなかったのです。

「不登校」という、ひとつの国の小さな違いが、社会にとって、世間にとって理解しがたいなら、全く「異」なものである、遠い国との違いを体験してもらいたい、と感じたのがこの企画のスタートでした。

会場がお寺、そしてベリーダンス。

たくさんの方に体験してもらいたい。
そのうえ、キッチン設備が必要。そして、小さな任意団体。
共催というかたちで、普賢院さんにご協力いただくかたちになりました。

ベリーダンスに、中東料理に、英語での疑似出国体験、シェフの中東体験のお話し、パレスチナとのテレビ電話中継。各国の商品も販売し、ここは八戸でしょうか? お寺でしょうか? と疑いたくなるような構成となりました。
まさに、異文化空間。

(中東料理を体験♪ ブリックやモロヘイヤスープなど。)

 

シェフとの縁と、多様性の宝庫だったシェアハウス時代


実は、このイベントより前に、OPENBASE通信みたいな、多様な生き方をした人の特集のような読み物を作りたいと思っていたのです。目的としては、不登校やそれ以外のマイノリティでも、世界を見渡せばいろんな生き方がある、っていうのを伝えていきたいと思っていたから。

それでインタビューをしていたのです。
で、その流れからいつのまにか、実際に来てもらうことに。

どうして、銀座の中東料理のシェフが八戸に?というと、始まりは東京のシェアハウスなのでした。
20代上京していた私が住んでいたのは、主に当時外国人ハウスともよばれた「ゲストハウス、シェアハウス」。

いくつか点々としましたが、たいていは男女別のシェアハウスが多いです。シェフと知り合ったのは、1Fが男性、2Fが女性でフロアが分かれているシェアハウスでした。

もともと、別のシェアハウスで友人だった女の子が先に住んでいたこともあり、共通の知り合いがいて、ということで夜中によく数人で語らうように。

そのころのゲストハウスは、ある意味カオスで、様々なバックグラウンドやトラウマや、家族関係を抱えた人たちが集まっていて、喧嘩が起こることもたくさんあったし、職業だって多種多様でした。(ここには書けない職も(笑))

ただ、どこか人に対して上から目線だったり、抱えている闇を抉るようなことをする人はほとんどいなかったと記憶しています。様々なバッググランドから人の痛みを知っているからなのか。たぶん集団行動は苦手なひとが多かったと思うし、独特な人が多かった。

集団が嫌いなのにシェアハウスに住めるというのは、きっとそこに「多様性」が普通に存在する土壌があったからだと思います。

そんな経験もあって、不登校についても、最初は居場所がないことや、対応が適切でないことにたいするシステムへの疑問を感じていただけでしたが、「支援」だったり責めることだったり、そういったものに違和感を感じて、学びも多様であるべき、と本格的に活動をしていくことになった部分もある気がしています。

でも、なかなか小さい違いは逆に認識しにくいし、認めにくい。
まったく違う国のことを体験することで、ここの常識が、別のところの常識とは限らない。
だから、間違いとかじゃなく、多様であっていい。ちがいがあっていい。

そういうところをちょっとずつでいいから伝えたい。そんな思い(と久しぶりの中東料理に惹かれてw)で中東イベント+シェフ来八となったわけです。

② シェフのインタビューへ続く→→→

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